情報格差がなくなる中で、大切なのはフィジカルで何を体験するか。モロッコ旅を振り返る5つのこと

モロッコは5泊6日程度の短い旅行でしたが、これまで行った20数ヶ国の中でも、人生に一度は訪れて良かったと心から思える場所になりました。

『キューバ旅行当日にパスポートを紛失した男がそこから学んだ1つのこと』でも書いたように、毎年大人の修学旅行として「気になるけど行かない国」をテーマに、自営業者が数人集まり旅をしています。

2017年11月はアフリカ大陸にある「モロッコ」が訪問先でした。訪問エリアは、「フェズ」「シャウエン」「マラケシュ」「エッサウィラ」。

アフリカ大陸の北西端に位置する、エキゾチックで神秘的な雰囲気が漂う国「モロッコ」


いつも旅を一緒に行く方々に「代わりにチケット取ったから!」と言われ半ば強制的にモロッコ行きが決定。(笑)

旅行予約の「エクスペディア」などを事前に利用すれば、チケットも宿泊費も安く抑えられるので、旅先の予定はなるべく早めに立てるようにしています。

モロッコ旅の様子を一緒に巡った友人の映像カメラマンの小田くんが作品として残してくれました。

モロッコ王国とは
北アフリカの中で治安も良く、世界遺産は全部で9カ所。これはエチオピアと並んでアフリカ大陸の中では一番、世界遺産の多い国となっています。ラグやモロッコ雑貨などのショッピングも充実しており、壮大な景色や、古代からの建築物など見所がたくさん。

異国情緒を感じる迷宮都市フェズ

1981年に世界文化遺産に登録されたフェズの旧市街
先の見通せない細い通りが一見無秩序に連なるフェズの旧市街は、まさに迷路。商売人の売り声、香辛料や野菜を積んだリヤカー、路地で遊ぶ子どもの声。あらゆる人が溢れる通りは騒々しい。その裏に広がる光景は、この街に暮らす人の当たり前の日常。誰かの日常は、誰かの非日常。そんな事を感じました。

旧市街にあるモロッコの宿泊施設リヤド

宿泊先のリヤド

「海外・国内ホテル格安予約のアゴダ」で予約したリヤドが、旅先の疲れを癒やすぐらい気分が上がりました。ホテルに宿泊するのもいいけど、現地ならではの宿に泊まるのは文化の「同じところ」と「違うところ」を比較しながら、その国にしかないものを発見することができます。

そして、モロッコはイスラム教圏の為、お酒を販売しているお店は数少ない。なので、お酒を買える場所が限られているので、お酒好きな人は観光客向けのデパートなどでお酒をストックしておくのがオススメです。

リヤドとは
噴水や木々のある中庭を取り囲むように部屋が置かれている邸宅を改築し、宿泊客を受け入れるようにしたものを意味しています。「リヤド」はほぼ個人経営で、少人数の観光客に数室の寝室が用意されています。

熱気も活気も満ち溢れるジャマ・エル・フナ広場のナイトマーケット

アラブ最大でもあるジャマ・エル・フナ広場のナイトマーケット

混沌とした場所に、生きる力みたいなものを感じるときがあります。世界文化遺産に登録されている「マラケシュ旧市街」の中心地であり、それ自体が世界無形文化遺産にも登録されている「ジャマ・エル・フナ広場」もそんな場所のひとつ。歴史的建造物と街そのものが醸し出す雰囲気に、熱気も活気も満ち溢れていました。

ジャマ・エル・フナ広場とは
11世紀後半にマラケッシュが首都であった頃から街の中心となっていた広場。かつては公開処刑なども行われていた。現在も、大道芸人や飲食物、金属細工を扱い屋台などがところ狭しと軒を並べ、混然とした賑わいを見せる。-Wikipedia

アーティストを魅了した港町エッサウィラ

エッサウィラ旧市街のラグ専門店

ボブ・マーリーやジミ・ヘンドリックスなど、古くから多くのアーティストを魅了した港町「エッサウィラ」。

マラケシュやフェズなどの旧市街は、客引きとして多くの商売人に声をかけられる機会が多かったです。エッサウィラはそのような経験もなく、のんびりと旧市街を探索。旧市街にあるラグ専門店で「ベニワレン」や、モロッコ南部にしか生育しないアルガンツリーの種から作られる植物性の「アルガンオイル」など買い物も充分に楽しめる。

大西洋に面した自然豊かな場所がそうさせるのか。お互いを干渉せず、日々を楽しんでいる人々がそうさせるのか。気づけば、この街に魅了される一人になっていました。

エッサウィラとは
大西洋の青い海に面した城塞都市。16世紀にポルトガルの軍事・貿易の拠点となり城壁が築かれました。18世紀にフランス人建築家によって設計されたメディナ(旧市街)は、世界遺産に登録。

情報格差がなくなる中で、大切なのはフィジカルで何を体験するか

改めて自分の目で見て足を運ぶことの重要性を実感する。今後はフィジカルな感覚、つまり五感の重要性が増すと思っています。VR技術の進化で自宅にいながら旅できるようになるだろうし、コスパ重視で旅しようという人も増えるはず。ただ、その場所の匂いや温度は写真や文章には映らないし書かれない。それは体験した人にだけわかるもの。自分の直感を鍛える意味でも、とても大切なことだと思うのです。

それでは、このへんで。
今日も、よい人生とよい旅を。

  • SHARE THIS ARTICLE

編集者 / ドローングラファー。大学卒業後、フリーランスとして独立。2016年ドローン空撮の魅力にはまり、国内外共に巡る。