徹底的に準備して、その全てを忘れる。取材時に意識していること

決まりきった質疑応答は、予定調和を生んでしまう可能性がある。

相手にワクワクしながら喋ってもらって、熱がこもる話を引き出すことが大切なことだと思います。

始まりと終わりだけ意識をして

福岡県宮若市にあるギャラリー「うつしき」。展示会を行った作家の方に取材を行い、サイト内にある「対話」というページで記事を担当しています。

インタビューで「深い答え」を引き出すには、漠然とした質問ではなく、こちらの「仮説」をぶつけるような聞き方をすることが多いです。

例えば、「時間についてどうお考えですか?」と聞くと、答え方が漠然となりやすい。

「時間はお金よりも大切だということでしょうか?」と仮設をぶつけて聞くと、 「そうですね、お金って増やせるじゃないですか…でも時間は…」と具体的な話になりやすかったりします。

聞いているうちに「ここに情熱が篭っているな」というところを見つけたら、そこをドンドンと掘っていくように、始まりと終わりだけ意識をして、インタビューはガチガチに固めてしまわずに成り行きで進めています。

僕は先輩と呼べるような人に、インタビューの仕方を手取り足取り教えてもらったわけではありません。完全に自己流です。

ただ、インタビュー番組や記事を読み漁り、その中から自分が何に対しておもしろいと感じたのか、それを毎回強く意識しながら自分なりに試行錯誤してきました。

そこで辿り着いたひとつの答えとしては、やっぱり徹底的に質問などの流れを準備して、その全てを忘れることにあると思っています。

その上で得られた小さな成功体験が自信として積み重なっていき、より良い取材の時間を過ごせるようになるのではないかと。

ただ、決してその自信を過信しないこと。まだまだ変化の過程ですが、そんなことを考える今日このごろです。

それでは、このへんで。
今日も、よい人生とよい旅を。

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編集者 / ドローングラファー。大学卒業後、フリーランスとして独立。2016年ドローン空撮の魅力にはまり、国内外共に巡る。