株式会社0 to 1の小野義明(@_yoshiakiono)です。
九州の北方、玄界灘に浮かぶ国境の島「対馬 (つしま)」へドローン空撮で訪れました。
朝鮮半島に近く、国境の島と言われるこの列島は、古くから大陸と日本を結ぶ要所として知られています。
対馬とは
福岡までは航路132㎞に対して、韓国釜山へは約50㎞。本土よりも韓国に近い位置にあります。空気が澄んでいる日は、肉眼でも釜山の街並みを望むことができます。島といえども、大変広く、島の面積は708㎢。佐渡島、奄美大島に続き、日本で三番目に大きな離島です。
対馬のシンボル的存在が、霊山として崇められる「白嶽 (しらたけ)」。
独特の山容を持つこの山には、大陸と日本の植物が混成する特有の生態系を持つ原生林があるそう。空撮のタイムスケジュール上、周囲の景色の写真を撮ることはできず。
登山口から片道1時間30分-2時間程で山頂付近へ。緑も川も植物も動物も、対馬の自然は生き生きしていると感じた山行でした。
雄岳の山頂は大きな岩。かなりの高度感があって、まさに360°絶景。
標高519mの低山ですが、山頂からは眼下にリアス式の「浅茅湾」、気象条件が整えば水平線上に韓国の山並みも望め、険しい山道を超えたら雄大な景色が広がってました。
対馬で登山を検討しているのであれば、「白嶽」の訪問をオススメしたいです。急な上り坂など険しい道も少しありますが、その先を超えた景色にはきっと対馬が国境の島であることを実感できるはず。
木の茂みの中に在るのが、667年に築城された「古代山城・金田城跡」。
タイムスケジュール上、登山口からのルートではなく、漁船で近づいて海上から空撮。次回訪れる機会があれば、海を見下ろす事ができる山頂からの眺めも見てみたい。
複雑な入り江と無数の無人島が織りなす絶景「浅茅湾(あそうわん)」。
全域が壱岐対馬国定公園に指定されており、はるか昔、防人たちが見た景色が、そのまま今に残されています。
空撮チームは漁船に乗り「浅茅湾」を周遊。緑の眩しい山に囲われた青い海が織りなす景観。
海からの眺めは、個性的な岩や歴史遺産や神社仏閣が残り、対馬の自然を満喫。浅茅湾でのシーカヤックは心地よさそうだなと横目にしながら1時間程で巡る。
福岡県から対馬までは直行で行けます。同じ九州内でもまだまだ知らない土地ばかり。
その土地の色が溢れ出るような景色を巡っていきたいです。
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1991年鹿児島県生まれ。福岡県在住。大学在学中に独学でフリーペーパー・Webメディアを運営。2016年、フリーランスとして独立。2021年よりECサイト制作を主軸として事業にしている「0 to 1 Inc.」を設立。
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